不機嫌な態度で、お子さんのフォローしてませんか?

今回は
感情表現は同僚が役に立つ行為をどう捉えるかに影響する」
ワシントン州立大学の記事を参考にしています。

簡単に要約すると

援助者の態度によって、受け手の印象は大きく変わる

というものです。

想像してみてください。

あなたが仕事でミスをした際に同僚が
心配そうに「大丈夫?ここ手伝うね」とフォローしてもらうのと
気怠そうに「またやっちゃったの?仕方ないからここ手伝うね」と
フォローされるのではどちらがよいでしょうか?

研究の結果では結果としてフォローをしてもらったとしても

前者のように誠意を持った態度は、
援助された側が相手をより信頼し、協力関係を作ろうとした

のに対して

後者のようにプライドの高さや軽蔑した態度をとると
返って関係性を悪くした

助け合いは奨励されることが多いが

どういう態度で助けるかが重要

という結論になっています。

お子さんへの接し方も同じです。

朝の忙しい時間に本人のせいで遅れそうなのに
「くつはくのてつだってー」
と騒がれても(業腹だと思いますが)
穏やかに心を込めて手伝ってあげましょう(涙)

仮にあなたが怒ったり、不機嫌になって手伝ったとしても
お子さんは

「ママ(パパ)が不機嫌になるほどのわがままを言ってしまってごめんなさい」

などという謙虚な感想は出てきません

むしろ
「なんで、そんな怒りながらやるの?ひどい!」
という感情でいっぱいになり
逆上されるのが関の山です。

長期的に見て
お子さんにどういう大人としての姿を見せたいか?
を意識すると
お子さんが人に対して穏やかに助けられる人になる
一助になるかもしれません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。